先に私の車が対大型トラックの事故に遭い、愛車ミクラを
手放さなければならなくなった、という記事を書きましたが、 自然災害で莫大な、想像し得ない被害を受けた人々のことを思うと、 自分自身無傷だったし、車を無くしたくらいで、大きな支障が生活に 来たされたわけでもないです。 そんなことで落ち込む、愚痴る自分が恥ずかしくなりました。 コメントを下さったパリジェンヌさん、すみません。 (後日再アップ) 心は持ちよう、いや、どれだけポジティブに思い込めるかで車無しの生活も 少しは利点をあげることができます。 1.自宅から最寄り駅、会社の最寄り駅から会社まで、それぞれ1キロちょっと。 往復全て歩けば、5キロに、これだけで十分の運動。健康的です! 2.おまけに今が一番良い季節。木々の緑や花を愛でることができる。 3.電車やバスで人間ウオッチングが楽しめる。(良い出会いもあるかも??) 4.電車の中で本を読める。(残念ながら一人きりの車の中のように 大声で歌うことはできない代わりに(^^♪) 4.同僚や、バスの運転手さんの優しさを再実感できる。 5.持ち運びできる荷物が限られているので、無駄な買い物はしない。 (でもある程度重い荷物を持つので、腕の力こぶが更に逞しくなりそうだ・・) この4.のバスの運転手さんとの出会いは今でも覚えています。 私がここに住み始めた2001年11月。 まだこの地域の公共交通機関の運賃制度を全く知らない時に初めて 乗った際に、「xx駅まで(最寄駅)」とチケットを求めたところ 「その先どこまで行くんだい?ゾーン制だからこの後電車に乗ろうが まとめて目的地まで買えるよ」と親切に教えてくれたのです。 その後何度もバスに乗ることで顔見知りになり、 乗り降りのたびに挨拶をするようになりました。 その後私が車を購入してバスに乗らなくなっても、偶に街中を歩いている私を 見つけて、バスの運転席から手を振ってくれたり。 最近それも見かけなくなり、「配置換えがあったのかな・・・」と寂しく思っていました。 しかし今回事故後、レンタカー支給期間も終わり、「車無しは面倒だな~」と 暗い気分で久しぶりに乗ったバスを運転していたのが彼でした。 私がバスを降りる際に、彼は手を振って私を見送ってくれました。 おかげで暗い顔だった私も笑顔になり、気分が少し軽くなったのでした。 また会社最寄り駅から会社までトボトボ歩いていると、偶然車で通りかかる 同僚(といってもあまり話したこともない)が停まってくれ、乗せてくれたり。 今回の事故を通して、皆の優しさがとても身に心に沁みました。 それだけ見守って、助けてくれる人が周囲にいることがとても嬉しいです。 本当に本当に怒りの毎日が続いていて、白髪が一気に出るのではないか、 眉間の皺が深くなるのではないか、と心配です・・・・ 今回の経験も人生の肥しだった、といつか笑って思える日が来るのかな~。
by glueck-ss
| 2008-05-22 04:40
| クルマ
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