カテゴリ:-スイス・エンガディン( 8 )

エンガディン 8日目(岩壁で遊ぶ)

登山教室3日目は、岩壁登りがメイン。
(世間では「ロッククライミング」と言うのかもしれませんが、
このカタカナ語だと何となく本格的に響く気がして・・
そんな大それたことしていないので、「岩壁登り」の方が何だかしっくりきます)

まずは私達の練習場を作るべく引率者のWolfgangが、
トップロープ支点を作りにいとも簡単に登ってしまいました・・・
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ではしっかり私を確保してくれるパートナーを信じて岩壁登り開始です。
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「ちびだから、手足が短いから上れない」なんて思われたくない、
という変な負けん気で?上りました~。
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この達成感がとても楽しかったです!!
でも前日の氷壁登りのせいで両腕筋肉痛、あまりトライすることはできませんでした。

もう一つの練習は、自己脱出の方法。
手や足で壁をつたって上がれない、体が中に浮いてしまっている所で用いる上昇方法。

プルージックという結び方で2本のシュリンゲ(ドイツ語のままですね~
輪っか状になった紐)をメインロープに掛けます。
1本はハーネス(つまり体)に繋げ、2本目は足を乗せます。
これが不思議なんですが、しゃくとり虫のように上に上っていけるんです!
(これじゃ、全く分からないですよね~。
これは実際見てみないと言葉で説明しても、全くご理解頂けないと思います・・・)

もちろんテクニックが必要なので、不慣れな私達は腕だけで上ろうとして、
疲れてしまい、こんな風に宙ぶらりんでにっちもさっちも行かなくなります。
(奮闘中のOliを見守る仲間達)
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この日も、氷河を見下ろすことのできる最高の眺めでした。
いつのまにか、絶景スポットを二人占めする、FelixとHeiz
氷河を目の前に愛を人生について語り合ってる?
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by glueck-ss | 2008-05-08 02:43 | -スイス・エンガディン

エンガディン 7日目(氷で遊ぶ)

いつの間にか5月ですね~。
日本では「五月病」という言葉がありますが、
私には4月が色々と面倒な出来事、事件があった月なので、
精神的に参る5月にはならないでしょう。
(いずれにせよドイツは「4月が年度始まり」ではないから関係ないか)

さてまた途中になってしまっていたスイス・エンガディン旅行記を終わらせないと。

3泊4日の「高登山コース」に参加し、2日目。
この日はボヴァール小屋目の前に広がるモルテラッチュ氷河が練習場。
では引率ヴォルフガングとモルテラッチュ氷河
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氷河上にはクレバス(割れ目)があるので、注意しなければなりません。
練習ともちろん安全を兼ねて、靴にはアイゼンを装備、ザイレン(ロープで繋いで)して
氷河の真ん中まで行きます。
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お天気がいいので、氷の照り返しがとてもまぶしかったです。
まず最初の練習は、氷上に安全確保の支点を作り、そこにザイルをかけ、
クレパスを登る練習。(クレパスに落ちた人を救助する練習)
残念ながらこの支点確保する方法はすっかり忘れてしまいました・・・。
覚えているのは、ザイルでつながれクレバスの下へ降りて行き、
アイゼンの爪先と両手に持ったピッケルを振り上げて登ることが
とてもつらいけど、とにかく楽しかったことだけ・・・。
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疲れたら氷上で休憩。私達以外誰もいないので、一面の氷河を独り占め。
お昼ご飯は、持参したクッキーやシリアルバーと質素だけれども
とても贅沢なランチとなりました。
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by glueck-ss | 2008-05-04 18:28 | -スイス・エンガディン

エンガディン 6日目

この日から3泊4日の「Hochtourenkurs(高登山コース)」に参加。
高登山に必要となる、ザイルワーク、ピッケル・アイゼンの使い方、岩壁・氷河登り、
の技術を一通り習い、最後にそれらを生かしピッツ・モルテラッチュ(3751m)に登る、
という一応初心者向けのコース。
経験、技術は必要なし、1日6時間ほど外での行動に耐えられることだけが条件。
とはいえ、普段から散歩好き、体の大きい(一歩が大きい)ドイツ人の
体力・技術についていけるだろうか~とかなり緊張していました。

この日のハイキングは
集合場所のモルテラッチュ駅(1896m)-宿泊場所ボヴァール小屋(2495m)

この山小屋までのハイキング、とりあえずこの行程で、他の参加者が
ものすごーく体力に余裕がある、わけではないことが判明し、
ちょっとだけほっとしました。
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モルテラッチュ沿いに建つ山小屋に到着次第、まず荷物を置きにお部屋へ。
覚悟はしていましたが、参加者皆同じお部屋、寝床はお蚕棚のような、
1段に5人が横並びになれる2段ベッド。
さすがに知らない男性にはさまれて眠るのは、いくら健全な山歩きの旅といえども「・・・・・」。
さりげなく、とはいえ、ささっと下の段の壁側をキープしました。

その後小屋のテラスへ。
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氷河と後姿と空になったビールジョッキが絵になっていた先客のおじ(い?)さん。
こんな晴天のもと氷河を目の前にビールなんて美味しくないはずがない!

ここで休憩&やっと自己紹介。
コース指導のヴォルフガング(彼がこのアウトドアスクール主催者)、
アシスタントのヨルグ(大学で体育を学び、休暇中のアルバイト)
参加者は8名の構成は、一人参加者が4人、友達と参加が2人、恋人同士が1組。
年代は大学生のヨルグと参加者のフェリックス以外は社会人で、同年代のよう。
そして私以外に女性がもう1名(リザ)がいて良かった~。
見ず知らずの人々との4日間ですが、居心地は悪くなさそう、と感じることができました。

夕食後、さっそく最初のレッスン。まずはザイルの扱い方。
私以外は、室内クライミングは経験済みで、ザイルワークの知識があるようでした。
おかげで、夕食後の最初のレッスン、ザイルの扱い方、カラビナへのかけ方等、
何度やっても「???」で、頭の中も手も不器用な私は皆に助けられました。
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by glueck-ss | 2008-02-16 23:02 | -スイス・エンガディン

エンガディン 5日目-動物満載編

さて一人でキャンプ場周辺のハイキングコースを歩くのはこの日が最後。
この日は前日歩いたコースの谷をはさんで向かい側にあるコース。

Bernina Lagalb駅(2100m)-Piz Lagalb(2893m)-Minor湖(2361m)
-Bernina Lagalb駅 

この日も歩き始めは雨が降り出しそうな天気、ガスっていたせいか
Piz Lagalb山頂へ上がる道は人気がなく、私一人でした。
行列の山道も嫌だけど、「こんにちは」とか声を掛け合うハイカーいないのは寂しいなと
思っていると・・・・・霧がかった山の上のほうに何かが見えました。
視界は白くくもっていましたが、立派な角だけははっきりととらえることができました。
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ドイツ語でSteinbock(シュタインボック)、岩山に住むヤギの一種です。
(独和を引くと「アイベックス」とあります。)
デジカメのズームを最大限にしてもう1枚。
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こちらを見ています。彼らといる所と私がいた場所の間は谷があったので、
彼らも安心して私を観察していたのかもしれません。

お天気のせいで全く景色が楽しめない行程でしたが、前日のマーモットに続き、
普段見られない動物を見ることができ、また頂上へ向かう元気が出ました。
しかし頂上で出会った動物は、どこでも見られる羊。
(頂上へ行くまでも羊はたくさんおり、急斜面も軽々と上っていました。)
その先が本当の頂上なのだけど・・・・。
「おー、珍しいニンゲンだメェ~」それとも「この先には行かせないメェ~」でしょうか。
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頂上に到着後は山の東側に下ります。
段々と天気が回復してきて、下界の景色も見えてきました。
と、また「ピューピュー」という鳴き声が!すぐ周囲を見回すと、いました!
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仲間に危険を知らせているというより、2匹で仲良く下に広がる景色を
楽しんでいると言う感じ。丸々としたお尻を私に向けて・・・隙だらけだよ・・・。
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もちろん犬も逃しません
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by glueck-ss | 2008-02-06 05:51 | -スイス・エンガディン

エンガディン 4日目

新年の最初の1ヶ月は、ほんとーに何もせずあっという間に終わってしまいました。
自分を甘やかした怠け生活は終わりにして、気合を入れましょうかね。
(とはいえ、相変わらず不定期、のんびり投稿ですがお付き合いの程どうぞ宜しく)

まずは、ずっと中途半端になって、気になっていたスイス・エンガディンの旅を
再開したいと思います。何せ前回の投稿が1年前の2月1日。
「再開するにはちょうどいい!」かはさておき、9日目まで続く予定の回顧記の再開です。

この旅は2005年に初めて愛車で行ったスイス・エンガディン地方へのキャンプ旅です。
ではキャンプ4日目のハイキング。
Berina Diavolezza駅(2093m)-Diavolezza湖(2573m)-D’Arlas湖(2343m)-Lago Bianco(2234m)-Sassal Masson(2355m)―Alp Gruem駅(2091m)

Diavolezza山頂は目指さず、Diavolezza湖手前で東の方へ折れ、「白い湖」という
名のとおり白くにごったLago Biancoを左に、Cambrena氷河を右手に見ながら
かなりの廻り道ですが、ベルニナ線2駅分を歩きました。

Sassal Massonまではほとんど人に会うことがなく、ちょっと寂しく、不安な気持ちに
なりました。と、どこからともなく「ピューン・ピューン」と鳴く声が聞こえてきました。
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小さいのですが・・・マーモットです。
危険を察知すると仲間に危険を知らせる為このように巣穴から出てきて鳴くのです。
「あ、私が歩いてきたから、危険だと思ったわけね・・・・。でもそうやって目立った場所で
鳴くから、私もあなたのことに気がついたのよ」などと思ったり・・・。
出会ったのは、とにかく上り続け、息がつらくなる最初の頃。
可愛らしさに疲れも吹っ飛び、先の行程への足並みが軽くなりました。

その他の風景
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by glueck-ss | 2008-02-03 03:43 | -スイス・エンガディン

エンガディン3日目

3日目の行程も、ほとんどxxの歩き方の「ハイキングガイド」のルートですが、
時間・体力に余裕があったので、Piz Langard頂上を目指しました。

ケーブルカーで Punt Murgal-Muottas Murgal(2435m)
徒歩で Muottas Murgal(2435m)―Segantini小屋(2731m)-Steinbockweg-Piz Langard(3186m)―Alp Languard(2300m)
チェアリフトで Alp Languard-Pontresina

「セガンティーニ小屋」で検索されて私のBlogに辿り着かれた方がいるようですが
お役に立つかどうか・・・。

ケーブルカーでMuottas Muragalに着いた時は雨が降っていましたが、
幸い20分ほどで止みました。同じケーブルカーに乗った人々は大体スタートが
一緒なので最初のうちは並びながら歩いています。私も年配ドイツ人軍団と一緒に
お話ししながら歩いていましたが、ペースが遅すぎたので「お先に!」と行って
先に進みました。
Muottas Muragalからはまずやや下り気味で、その後谷間の道を歩きます。
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セガンティーニ小屋前は結構な上りで、小石がごろごろしている所もありました。
へたってくると結構つらい登り道です。
セガンティーニ小屋にて。
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小屋前からはロゼック谷やモルテラッチュ氷河が見え爽快な眺めでしたが、写真は
残念ながらガスッた感じで、ボツばかりでした。
左の写真:スイス国旗の右側に立つ男性の格好がハイカーらしいです。
あんなにいい眺めならば、思わず手に腰をあてて下界を見下ろしたくなります。
右の写真:ハイキングコースは、表示があるので迷うこともありません。

しばらくSteinbockwegというコースを歩きましたが、所々幅が狭ーく、左側は斜面
という道があり怖い思いもしました。次に目指す更なる頂上はこの山。
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Piz Languardは「山と渓谷社」から出ている「やさしく登れるアルプス3000m峰」
という本に載っていたので、この日のコースに組み入れてみました。

日本で一番高い山は皆さんご存じの富士山(3776m)。
2番目が大分標高差があって北岳(3192m)というから、
いきなり日本2番目級の山へ登山。(今まで日本で登山はしたことありませんでした)
といってもまあスタート地点が既に2400mでしたから、それほど標高差は無い訳で。
確かに何も技術がなくても登れるかもしれませんが、それでも頂上手前からは道という
道はなく、岩を手足を使って登りあがる、という感じでした。
やはりここで撮った写真も、雲がかっており、谷を挟んで向かいにある山々の間を
流れる氷河を、この目でみたように写真にすることはできませんでした・・・
ということで別の一応証拠写真を。
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頂上では
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by glueck-ss | 2007-02-01 03:50 | -スイス・エンガディン

エンガディン2日目

2日目は今は廃版となっているxxの歩き方の
「ヨーロッパ・アルプスハイキングガイド」に載っているコースをハイキングしました。

ロープウェーでSurlej-Murtel(2699m)-Corvatsch(3295m)-Murtel(2699m)
徒歩でMurtel(2699m)-Surlej峠(2755m)-Hotel Roseggletscher(2000m)
-Pontoresina(1774m)

この日の最高地点のCorvatschでは7月だというのに雪が舞っていました。
写真の小さな小屋でソリを借りて、自力で少し登って夏でもソリができます。
山の上のほうが切れているのは写真のせいではなく、雲です。
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MurtelからSorlej峠までのハイキングルートはしっかり道ができており、
またほとんど平坦でまた小さなお花もたくさん咲いており気持ちの良い道でした。

こちらが峠にある山小屋。この頃にはお天気も晴天になっていました。
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山小屋前には小さな沼があり、沼の向こう側の人が立っている岩の上ででランチをしました。
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この岩に人が立って何かを眺めていたのは、自分がそこに行って見て納得。
流れるようなRoseg氷河が見えました。この形、地球の歴史・動きを感じますよね。
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その後のホテルRoseggletscherに下る道では、氷河が広がる風景が
間近に見られるのですが、なにせ一気に750m程下るため、
結構な急坂で、小さな石ころもあるのでそちらに気を取られていると
結構危ないです・・膝に負担のかかる道でした。

ホテルRoseggletscher前には馬車も待機しており、Pontresina駅まで乗ることが
できますが、お金節約、体力作りのため歩きました。
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おかげでその道中ではGemse(日本語で何と言うのかな・・?
山や岩場でもピョンピョン身軽・軽快に動き回る山羊のような動物、
写真は残念ながら撮れなった・・・)を見る事ができました。

3日目に続く。
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by glueck-ss | 2007-01-24 04:19 | -スイス・エンガディン

2004年 スイス・エンガディンの旅

特筆すべきことが最近はないので過去の旅を振り返ろうと思います。
リンク先で「アウトドアの写真もあり」と私のBlogを説明して下さっていたのも
見ましたので、名実あわせる為、もう少しアウトドア写真・記事を増やそうかと思います。

ということで、暫く初めてのマイカー旅行、スイス・エンガディン地方の旅を振り返ります。
エンガディン地方とはスイス東南部にあり、日本で有名な町の名を挙げれば
サン・モリッツでしょうか。赤い電車の氷河急行が走っている辺りといえば少しは
想像がつくでしょうか?

2004年に初めてMicraで遠出した記念すべき旅行で、そしてまたもう一つ
ある目的があり、何とか果たせた旅行でした。
7月下旬に、キャンプ場に5泊、山小屋に3泊、前半5泊は個人的にハイキングをし、
最後の3泊はアウトドアスクール主催の「高登山基礎コース」に参加しました。

自宅からは大半はアウトバーンで行けるのですが、最後目的地手前で
峠を越えねばならず、グネグネ曲がりながら上る山道は不安なもので
2284mのユリア峠を越える時は、ライダーさんに抜かされながら、
のろのろと走っていました。
高所になるとこんなにも、車は走らなくなるのか、とこの時初めて実感しました。
いえ、恥ずかしながら当時は高度のせいだとは思わず、車のどこかが故障したのか、
と思っていましたが・・・ 車に「この休暇から帰ったら、インスペクションに
出して悪い所調べてあげるからね、それまでは頑張って」と声をかけながら
私が力みながら運転していました。
峠での写真がこちら

自宅から5-6時間走って着いたキャンプ場に早速テント設置。
車で行くと、持ち物の量に制限もなく、上手くパッキングをする必要もなく
いつもよりちょっとだけ贅沢なキャンプ(食事、折りたたみチェアに座って読書)ができました。
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キャンプ場には
こんなキャンピングカー(?)
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小さな小さなお花でしたが、存在感のある色でけなげに咲いていました。
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そして(見えにくいですが)モルテラッチュ氷河が臨めます。
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2日目に続く。
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by glueck-ss | 2007-01-18 04:21 | -スイス・エンガディン