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恋しい日本の桜を見に

毎年、春になると恋しい日本の風物詩、桜。
日本の春は花粉症がつらいけど、でもやっぱり満開の桜並木、
はらはらと散る桜吹雪が恋しくなります。
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そんな季節を目前にした3月6日、「Kirschblueten -Hanami」(桜、花見)という
映画が封切となりました。監督はドイツ人女流監督Doeri Doerrie。
「桜の開花から散る」までの「はかなさ、諸行無常」がストーリーの背景。

正直なところ、私は題名から、とにかく日本の「桜」の風景が大スクリーンで見られる!
という軽い気持ちから観に行きました。

結論からまず言うと、「満開の桜」の風景を楽しみにしていった私には、
そのシーンは予想より少なく物足りなかったかな。
桜でピンクに染まる里山の風景という私の期待に反し、桜、花見の舞台は上野公園でした。

ただし、ストーリーとして、最後はハッピーエンドとは言えないものの、
ふと「良かったね、幸せだったね」と心が温かくなる、何か成就した感のある
見て良かったと思える映画でした。
(ネタばれするので、ストーリーについて感想は書きません。
簡単なあらすじのみMore以降に掲載。)

映画の前半の舞台は、ドイツ。
雪をかぶったドイツアルプスの山並み、緑の野原、タンポポの黄色の群生、
赤いDB(ドイツ鉄道)の赤いローカル列車。
見慣れた風景でしたが、色のコントラストが綺麗でした。

そして後半が日本。
まず映し出されたのは、雑踏、ネオンがまぶしい繁華街と外国でも良く紹介される
東京の風景。そして、風俗店・・・・。(日本語の分からない主人公ルーディーは
客引きに誘われ、お店の中に入ってしまいました。
お陰で、この映画で私の知らない世界、驚きながらも、初めてどんな場所か
社会勉強できました。)

その後も人があふれる駅のホーム、電車、上野の青テント(路上生活者)。
「Yokoso Nippon!」に日本観光誘致の宣伝フィルムではないので、
美しい日本の風景は必要ないのですが、郷愁に誘われていた私には
もう少し「日本の懐かしい風景、美しい場所」も映して欲しかった・・・。
(でもこの監督が映した日本の風景こそ飾らない、リアルな日本の風景なのですよね。)

最後に、これはあくまでも主観なのですが、
どうしても納得いかない、「うーん違うな~」と感じた点一つ。
「満開の桜の木々」が風になびいた際の「カサカサ、ザワザワ」と枯葉が擦れ合うような、
そして結構大きな音。実際にそんな音がするのかもしれません。
でもあの淡いピンク、可憐な花のイメージからか、私の中では「カサカサ」という
強い音よりも柔らかい、無音に近い感じなのだけどな~。

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by glueck-ss | 2008-03-17 01:47