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「私の荷物届いたかしら~?」(もたいまさこ風に)

先にも書きましたが、今回の旅行は行きも帰りもロストバッゲージ。
この対応があまりにもひどく、怒りがおさまりません。
「かもめ食堂」をご覧になった方はタイトルの台詞をご存知でしょうが
あんなふうに穏やかに言っていられません。
旅行記を爽やかに始めたかったのですが、こちらで怒りをぶちまけさせて下さい・・・。
(長くて申し訳ありません・・・・)

まずはヘルシンキ空港到着時。
私が到着したのは金曜の16時頃。荷物を引き取ったのは日曜の10時頃。
通常は荷物が到着次第、滞在先に配達されるのですが、
私は空港まで引き取りに行きました。
何故って、連絡を待てど電話は鳴らず、バッゲージクレームに
何度電話しても全く繋がらず仕方なく自分から空港に出向いたのです。
そして散乱するロストバッゲージの中から自分のリュックサックを見つけたのです。
荷物は実は土曜に到着していたのに、配達されることも、私に連絡されることも
なかったのです。怒りもありましたが、それよりも「旅が続けられる!」という
嬉しさが勝っており、穏やかに空港を去ることができました。

そして帰りのロスト。こちらの方がひどかった!
私が到着したのは木曜日の20時過ぎ、荷物が私の元に戻ったのが日曜日の16時頃。

行きと同じく、荷物が到着次第、私に連絡があり配達されることになっていました。
荷物は次の日の金曜の午後にSTGTに到着し、配達連絡を受けましたが、
一日不在となるため、土曜に配達をお願いしました。
それが運命の分かれ目だったのでしょうか。
土曜の約束時間になっても配達されず、再度バッゲージクレームに電話しても、
配達サービスから土曜日中に届くはずだから待て、との回答。
しかし結局土曜には配達されませんでした。

またまた日曜の朝からバッゲージクレームに電話しましたが、今度は
「もしかしたら、ご近所さんに預けられた可能性もある。自分でご近所さんに
聞いてみて下さい」との回答。
バッゲージクレームには「何時に、誰に、何処で、最後の配達されたか」
という最終情報は入ってこないそうです。「なんだ、そりゃ」って感じです。
ロストしておいて、荷物の配達を最後まで追跡しないとはなんて無責任なの!!
のんびりとした朝を向かえる日曜の朝からピンポーンしに「私の荷物届いたかしら?」
なんて聞きに行けませんよ。
バッゲージクレームから配達サービスに「誰に、どこに預けたか」を確認し、
私に連絡すべきでは?
「私の管轄外は、私には分かりません。」という対応、あーードイツです!!

でも一応クレーム対応係ですね、ドイツといえども「荷物が遅れまして
申し訳ありません」という言葉がありましたし、「ご不快なことは重々承知します」
というあいづちも打っていました。そんな心のこもっていない言葉より、
きちんと対応して欲しいけど・・・

結局ご近所さんに聞ききに行っても「??ありませんよ」と言われ、
再度バッゲージクレームに電話。
やっとのことで「配達サービスに確認し、いつ配達されるか連絡します」と
いう言葉をもらうものの連絡はなく、結局合計で10回以上同じ内容で電話し続け
やっと、やっとのことで私のリュックサックはかなり貫禄をつけて(≒汚れて)帰宅しました。
おかげでリファレンス番号をソラで言えるようになりました(~_~)




ロストした地が、居住地でない場合(つまり出張先や旅先)は
「最低限必要な物」として緊急お泊りセットがもらえます。

しかしこれがまた使えない。
私がもらったのは、フィンエアのロゴの入ったポーチに
-歯ブラシ・歯磨き
-髪用のブラシ
-小さな粉洗剤
-クレンジングクリーム
-一回分のみの乳液
-大きな白Tシャツ
-ストッキング(サイズが40-42、L位に相当)
-デオドラント用ロール

石鹸やシャンプー、タオルは無いのです。
ホステル宿泊の場合はこういった物はシャワールームに無く持参しなければなりません。
シャワーを浴びず、デオドラント用ロールで臭いは消して、ということ??
ストッキングとは気の利いたという感もありますが、それよりも紙下着を入れて欲しい!
洗剤で洗って、着用中の下着を使え、ということでしょうか?

フランスの空港でロスト経験のある同僚は、このキットに「避妊具」が入っていたそうです。
最低限必要な物なのか・・・・・

それにしても今回、キャンプを予定していなくって良かった。
テントが無かったら、急遽宿泊先も探さなければならなかったことでしょう。
by glueck-ss | 2007-07-30 00:15 | -フィン・ラップランド(夏)
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