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ノルマンディーの旅・終章

春分の日という暦通り、日中15度を超えて春間近?と思える今日この頃。
でも、真冬突入前の旅、昨年11月の旅行記が終わってなかった・・
前回から約2ヶ月経っているのでいい加減締めましょう。

最後の訪問地小さな漁港の町オンフルール。
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港沿いに並ぶテラス席で、お日様浴びながらランチを食べたいな~と思う気持ちをおさえ、
まずは小さな町をお散歩。
木造の教会のサント・カトリーヌ教会。
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一般的に見られる石造教会だと、何故か異教徒の私は立ち入ることを
ためらう感があるのですが、木造だと、旅人でも誰でも温かく受け入れてくれる
印象があるのは私だけでしょうか?

珍しい木造の教会を見て思い出したのがノルウェーのスターブ教会。
ヴァイキング時代後の12-14世紀に作られ、こけら板の屋根に、
龍頭が特徴の木造教会。
初めて一人でのキャンプでのノルウェー旅行。
出来る限り多くのスターブ教会を見たいと、公共交通機関で行くにはかなり
不便な立地にある教会へ、数時間に一本しかないバスと小さな渡り舟で行ったなあ、
そして、帰りは優しいご夫婦を「折鶴」一つでヒッチハイクしたなあ、etc...
ふと暫く過去のノルウェーの旅にまつわる想い出に浸ってしまいました。
こちらがそのうちの一つ、ウルネスの教会。
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オンフルールは海に面した町なので、もしかしたら北欧から辿り着いた人々が
この教会が建てた?などと、時代背景もこの教会の知識もない私は
勝手に想像しましたが、調べてみるとこのサント・カトリーヌ教会は
百年戦争後(15世紀)に教会建築材不足の為、木材で船大工達によって作られたとのこと。
スターブ教会もヴァイキングの造船技術が利用されたようなので
やはり似た印象を持ったの、見当違いではないかな?



と、教会の周囲を散歩すれば、過去の旅の想い出から、あっという間に
私を現実に引き戻し、ワクワクさせる様々な色、色、色。

茶色一辺倒の教会と対照的なカラフルな店構え。
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催し物の張り紙。
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多種のシーフード缶詰が並んでいたお店の宣伝ポスター。
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あれもこれも試したい~、と引き寄せられたケーキ。
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想い出に浸っていたのは束の間、結局行き着く先は食べ物でした・・・・(^^ゞ

-お終いー
by glueck-ss | 2010-03-21 19:43 | おでかけ(ドイツ外)
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